もやもやり。
TLが悲しみに包まれている。
土曜24時から地上波・WEBで放送される『ソードアート・オンライン WoU』。そのクライマックスにさしかかった19話を、わたしは数週間ぶりにリアタイしていた。なんとなくタイミングが合ったのがいちばんの理由だけど、そろそろこの辺でキリアスのあるシーンが観れるだろうと見当をつけていたからというのもある。
わたしを知っている人しか読まないだろうから無意味な気もするけど、いちおう自己紹介をしておくと、わたしはキリト×アスナのカップリングをこよなく愛するオタクです。アスナさんのモンペであり、キリトさんがえらいことをしたらビスケットをあげる係であります。
アリシゼーション編については「長いな…」という印象が先に来てしまい、素直に楽しめていない気がしなくもないけど、アリシ編に該当する原作小説は2回くらいは通して読んでいます(気に入ったところだけいっぱい読んでるからムラがある)。
要するにキリアスクラスタ・アリシ編はにわか勢による主観が存分に詰まった意見として、というかお気持ち表明として聞いてもらって構わないのですが、言わせてください。
普通カットするか………!!!!!???????
Aパートくらいで「あーもうそろそろキリトさんが『違うんだ!』って言い訳するシーンくるな〜……あれ!?もしかしてカットしたりする??いや、そんなまさか」と、視聴中に一人で立てたフラグが見事に回収されてしまいました。なんでや!なんでこのシーンをカットしたんや!
カットされたシーンとは、ざっくり説明すると二つの要素から成ります。
①キリトくん、変わってなかったんだねのシーン
キリトさんがアスナさんを姫抱っこして移動してたら落っことしてしまい、そのタイミングで「他の女の人とはな〜〜〜〜んにもなかった!ホントに!」と言い訳し、アスナさんが「キリトくん変わってないなあこんなに強くなったのに」とほにゃほにゃわらう(可愛い)
②キリアス、いままでの時間を埋め合わせるように言葉とキスを交わすのシーン
キリトさんがアスナさんに「こんなに頑張ってくれてありがとう」とお礼を言う。
「今はもう少し、わたしだけのキリトくんでいて」とアスナさん。ふたりで長い長いキスを交わす。夕暮れ空で交わすキスに、アインクラッド崩壊時でのキスを思い出し、別れの予感を匂わせる。
まさか②も消すとは………………。
いや、①もキリトさんのスーパーハイパー大復活!!!からの「キリトさんはなんにも変わってないし、神サマでも勇者でもないんだ」っていう、ALOからの流れを汲んだ非常にキリトさん性を表す重要なシーンだと思うんですけど、かーはらさんが解説で「ギャグっぽく」なってしまうと言ったように(血涙)(お前が書いたんやろ!)(キレ気味)まあ百歩譲ってアニメのキリトさんだと少々やりづらいかもなというシーンであったのかもしれません。
アニメキリトさんはキリトさんの中のカッコいい!!無双!!が全開フルパワーで描かれているので、あんまりかっこ悪いところを見せてくれないんですよね。原作では今も昔もわりとうだうだ悩んでたり変なこと考えていたりするんですが、アニメのキリトさんはモノローグがないためそういうところは削ぎ落とされてしまっている。まあそれはわかるんですが、それにしても……うんまあ文句は言いたいけどそこはまだいいです。百歩譲ってね!!!(血涙)
でも②はさあ、普通にめちゃくちゃ必要なシーンじゃない???
キリアスの民ということはぜんぜん抜きにできない超超主観的な意見になってしまいますが!!しかし!!!②は!!!!!!!
収束するUWの世界と崩壊するアインクラッドの世界を重ねて、その夕暮れのような美しい光景でキスをするふたりが、もうすぐ閉ざされてしまう世界の美しさを引き立たせるのではないのですか????????
以下ブチブチにキレていくと、まず現実世界でもUWでもキリトさんを助けるためにめっっっっちゃがんばってがんばってがんばって、ボロボロに傷ついて痛くて苦しくて、それでもキリトさんが守りたいものを守ると決めた神サマでもなんでもないひとりの少女が!!最愛の人がようやく起きて嬉しくて嬉しくてたまらないはずなのに、どこまでも状況を冷静に見れてしまい、喜びの言葉もグッと飲み込んで、敵の情報だけを端的に伝えているんですよ!!!???
いや、まずここまでのアスナさんの想いや頑張りをキリトさんが労わらないわけあるか????いや、ない(反語)。
キリトさんには本当にわたしはいつも文句ばかり言ってしまいますが、アスナさんにたいする献身的なまでの愛情だけはずっと一貫して信頼を置いているんです。彼のキャラクターとして一貫している柱と言ってもよい感情なわけです。
なのにここで②のシーンをなくしてしまったら、キリトさんはアスナさんに助けてもらうのもまあ当然のように受け入れている男に見えてしまうくない?????
「ありがとな、アスナ」「痛かっただろうに」この言葉があるだけでどれだけキリトさんがアスナさんを大切に思っているのか、人の痛みと苦しみがわかる子なのか表せるし、アスナさんはこの言葉だけでいままでの想いがすべて報われるじゃん。当然なわけないよ、あんな痛みも苦しみも。でもキリトさんのためだからがんばれたんだよね。
あとこの流れがないと菊岡さんの言ったことについて報・連・相もろくにできないのかキリトさんお前は……って思っちゃうじゃん!
まずキリアスがキスをして、別れを感じさせるから、ああ、またこの男は自分を犠牲にしてまたアスナさんを守ろうとしてるんだねって切なくなるんじゃん。丸々カットされたらアスナさんを単純に信用していないように見えちゃうじゃん!?
そういうキリトさんの自己犠牲をテレパシーで察したアスナさんがコツコツ歩いてキリトさんを助けにきてくれたら、じゃあアスナさんのことは誰が助けてあげるんですか!!??????
はあアスナさんのモンペなので本当におこなんだけど、アスナさんへのご褒美が少なすぎるマジで。ホントーーーーにここまでご褒美なかったらアスナさんマジで菩薩になるぞ?????いいのか??????いや、そういうことじゃなくて。
なんで恋人ではないシノンのキスはしっかり描いておいて、しかもそれをアスナさんはとがめもしなかったのに、アスナさんには何にも与えてくれないんですか???
アスナさんのこと軽んじ過ぎではないですかね。アスナさんが現実世界で菊岡さんのやり方にキレて首締めたり戦場で苛烈に闘ったりして、ここまで強い感情をもって行動したのかってぜんぶぜんぶキリトさんを取り戻したかったからじゃん。
アスナさんは神様じゃなくて、菩薩でもなくて、キリトさんとふたりでおばあちゃんになっても隣にいるために、いまをがんばるひとりの少女なんだよ。だからこそ「いまはもう少し、わたしだけのキリトくんでいて」なんじゃん。あれはアスナさんがこの戦場で唯一見せたわがままで、本当の気持ちなんじゃ〜ん!あのセリフにアスナさんの「女の子」が詰まってるんだよ。だから絶対にそこを、アスナさんを描く上で軽んじないで欲しかった。
アスナさんはキリトさんのためにいろんなことを耐えてきたけど、ほんとうは甘えん坊で寂しがり屋なんだよ……お前がいっとったんやぞキリトさん!!!(あとかーはられき!!!!!ていうかお前が書いたんやぞ!!!!!!!)
このワンシーンをカットしたという、それだけで制作サイドの二人の解釈やこのシーンの認識の差をまざまざと見せつけられてしまった。
マジでもしかして監督アスナさん好きじゃないな??て思ってしまうんだけど、いうて伊藤監督もアスナさんのことそこまで好きじゃないと言っていた記憶があるので(ソースはわすれた)、単純にキャラクターを掴み感情を描く技量の差でしょうか。いやもう放送されてしまったし、どうしようもないんだけど、わたしはアスナさんのモンペとしてアスナさんのキャラクターや頑張りを、そしてこの物語を描くのに必要不可欠だと思っていたキリトさんとアスナさんの二人のこれまでの軌跡を関係性を、アニメ制作サイドが軽んじていたことがわかってしまってはああ〜なんなんやと思ってしまった。
一気に気持ちが離れてしまったというか……。
アニメ公式さまへ
もしプログレアニメをやる的な発想がおありでしたら、頼むからそのキャラクター認識を全部改めてつくって欲しい……そしたら円盤買うので….
以上、お気持ち表明でした。。。。。

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