四年ぶりのプログレに目が覚める感想

3年と9ヶ月。

はい、これがプログレ新刊が刊行されるまでにかかった年数です。

ながい………………。

なんならSAOにキリトさんとアスナさんが閉じ込められてるより長いんじゃないか? もう少しで倍しても足りないところだった。
はい、そのようなわけでようやっと「ソードアート・オンライン プログレッシブ9」が発売されました。
4年も経てば作中年月であるところの2023年1月なぞも遠い過去になるのに、作中のキリトさんは未だ中2のまま、〈夜の民〉のままです。中2なのはいいとして、〈夜の民〉とかいうトンデモ展開で4年も放置されてたのはさすがにウケてしまいます。オリンピック周期なの?
かわはられき氏もご多忙とは思うのでペースを上げろなどと宣うつもりはいまさらないのですが、いったいいつになったらキャンペーン・クエストは終わるんだ。

そんなこんなで、恒例になりつつある新刊感想です。
まず、当たり前のように上下巻であることに笑いました。しかもあとがきによると、今回は連続刊行じゃないらしい。
口絵にはキャンペーンクエストの時系列解説が掲載されてました。しかしわたし、それこそ2023年初頭にリアルタイム実況をするためにめちゃくちゃしっかり読み返したはずなのにまったく記憶にない。たぶん忘れた人への配慮なのか本文では各巻での出来事がまあまあ丁寧めに振り返られているので、同じような状態の人はそのへんをちゃんと読むと良いのかな?
全体の感想としては、今回かなり動きがない巻でした。あと7層と違ってキャンペーン・クエスト関連の話なので独立して読みづらいかもです。
キリアス的には、混浴や同衾が日常になってきた巻でした。まあ、前からそうではあるんだけど……。もうそう表現するしかないよ。どういうことなんだよ。

さて、われわれは待たされた3年9ヶ月の間に、あらゆる夜の民化したことによるキリトさんのアスナさんへの劣等感の加速と葛藤についての検討がなされ、あらかた議論はされ尽くしたとされています(くるいろ調べ)。
では、ここで待ちに待った公式キリトさんによるアンサーを見ていきましょう。

システム上は人間ではなくなってしまった俺の隣から、アスナが去っていくのではないかという恐怖だ。

おいおい^^

ええやん^^

今回のキリトさんはマジでアスナさんに死んでほしくなさそう(まあいつもではあるが……)なのですが、自分が死にそうという場面で「不思議と心は落ち着いてる」「アスナが一緒にいないからだ」「どうやら俺は、自分よりも暫定パートナーが死ぬことのほうが恐ろしいらしい」と宣っており、思わず「こいつ……」と悪態をつきながらスタンディングオベーション。
75層ヒースクリフ戦での過ちに向けて順調にアップができてるようで何よりです。

夜の民から人間に戻りたい理由は「俺が永遠に生きてもアスナが死んじゃうなら意味ない」ということらしいのですが、まあ公開告白じゃんというツッコミはこの際置いておいて、この発言自体は〈星王〉のスタンスとは逆ですね。いうて彼は世界に献身したいタイプなので、コピーが電子世界で存在し続ける選択をしたのだと思いますが、そういう男が本心では「アスナが死んじゃうなら意味ない」と思ってるところににっこりなところがあります。

というか、アルゴをはじめとするみなさんは攻略パートナーになってから1ヶ月ちょいしか経ってないのにこんなにクソデカ感情を通信してるキリアスをどんな気持ちで見ればいいんだろう。死語ですがいわゆる「砂を吐く」的な気分には、ならないんじゃないか。まあ「南極の氷が溶けるぜ」くらいの茶化しはあるんですが、この病的なまでに他者に依存した命の在り方にさすがに思うところはありそう。最終的には同じくらいの依存度になり共依存気味になるキリアスですが、現時点ではアスナさんの方が健全めなのもいいですよね。

あと「暫定攻略パートナー」、「暫定攻略」が取れたら現代的には「恋人的パートナーシップ」の意味合いが強くなることに気づいたのもアツいです。

わたしはずっと気づいてたよ^^

他、細かい感想は箇条書きでいいか。

・キリトさん、首筋を狙いすぎ
・キリトさん、ポケモンスリープやってるのかよ(ぐっすりタイプ)
・夜の民、体温が冷たい
・「学校からまっすぐ帰宅して自分担当の家事とその日に出た宿題を片付け」!?イメージより偉くなるな
・フリカテル再登場アツい
・教養の馬会話
・使役されちゃいそうってなに??

使役はマジで何???????????

いつもいつも、君たちには驚かされてばかりだよ……。

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